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投稿記事 (公開6897)
【6897】再読
投稿者静か
投稿日時2018年1月20日 11:57:26

須賀敦子をご存じですか。
1990年に単行本として出版された「ミラノ霧の風景」の新書版を
1998年に手に入れているので、私は50才でした。
彼女の作品にすっかり魅了され、次々と登場するその後の著作を手に入れては、
作品の舞台のイタリアや阪神間にも足を運んだものでした。
あれから20年、久しぶりに書棚から取り出して再読しています。
新年の喧噪がおさまり、冷たさが身にしみるこの時期の静かな読書の時間は
須賀さんの著作に入るのにふさわしいひとときです。





撮影日: 2018:01:20 11:40:12
Model: F-04J
露光: 3754/1000000 F値: f/2.0 ISO: 32
【6899】Re:再読
投稿者出会う本
投稿日時2018年1月21日 1:35:51

文章が素晴らしので白水社の冊子で読み、最後は河出文庫の全8巻を揃えて読みました。また、再読してみようかな。

今、再読しているのは、茨木のり子さんの「言の葉1,2,3」(ちくま文庫)です。「行方不明の時間」の詩、エッセイ「はたちが敗戦」「〈櫂〕〉小史」、山本安英、金子光晴、山之口獏などなどの評論を読みながら心が洗われてくるような…

併せて、「詩のこころを読む―岩波ジュニア新書」「清冽―詩人茨木のり子の肖像―」(中公文庫)も読み返しています。故人ですが、90歳の母と誕生日が16日しか違わない同世代なのに、本当に素敵な凄いひとです。
【6900】Re:Re:再読
投稿者静か
投稿日時2018年1月21日 8:45:56
茨木のり子さん、私も再読しています。
子育てが終わり、・・、を考え始めて
生き方のお手本を探していたときに出会いました。
あの時代を、よく考えて、強く静かに生き抜いた素晴らしい人ですね。
【6906】Re:Re:Re:再読
投稿者暮らしの立ち位置
投稿日時2018年1月22日 11:46:09
決して終戦とは言わず「敗戦」の言葉を綴りとうし、
「わたしが一番きれいだったとき」「見えない配達夫」
「自分の感受性くらい」「四海波静」「寄りかからず」などなど‥
凛とし、静か、そしてしなやかなにユーモアを忘れない茨木のり子さん。
先輩の女流詩人で盟友の石垣りんさん、「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」
「女湯」「表札」「定年」「崖」などなど、暮らしの中から立ち上がる好きな詩編が多い。
永瀬清子さんなどと共に、何度でも読み返したい詩人たちである。
【6915】Re:Re:Re:Re:再読
投稿者こもごも、それぞれ
投稿日時2018年1月22日 23:42:16
詩人は言葉や発想のまるで魔術師のようである…
地球に関わるような詩に、水の星(茨木)太陽の光を提灯にして(石垣)がある。
「折々のうた」の大岡信、「二十億光年の孤独」の谷川俊太郎、「祝婚歌」「生命は」
「塾れる一日」「漢字喜遊曲」などの吉野弘に「戯歌四つ」があり、そこにも地球が
顔をだしていた。彼等は「櫂」の同人であった人である。
山之口獏さんの「僕の詩」「税金のうた」「喪のある風景」にも地球が転がっている。
「櫂」発行人盟友、川崎洋にも絶妙な詩があり、「虹」などなど再読、再読していたら、
牟礼慶子さんのまぶしい青春に輝く「すばらしい海」の詩に出会った。
まどみちお詩集「こんなに たしかに」、工藤直子さんの「あいたくて」
宮崎・三浦→茨木のり子さんを種子にして、再読したい冊子は目黒押しである…
【6916】Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者静か
投稿日時2018年1月23日 9:14:01
素敵なご本の紹介ありがとうございます。
なじみの本、はじめて聞く本多々。
以前、谷川俊太郎さんが、自作を朗読されるのを聞いたことがありますが、
言行一致ってこういうことか・・・、と体が震えるほど感動したことがありました。
長田弘さんも好きな詩人のお一人です。
【6922】Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者あの時かも‥‥
投稿日時2018年1月24日 2:53:59

 谷川俊太郎さんの「みみをすます」「どきん」などは好きです。

 長田弘さんも素敵な詩がいっばいあります。

 「世界に一冊の本」「はじめに‥(黙されたことばーに収集)」
 「深呼吸の必要」(晶文社)のあの時かもしれないの各詩など。
 今は絶版になっている、「感受性の領分」などの評論も読み返しています。
【6924】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者クエスチョン
投稿日時2018年1月25日 0:21:49

長田弘さんの、最初の質問 の詩もいいですよ。
あのときかもしれない の各詩、想いは慨無量。
【6927】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者感謝
投稿日時2018年1月25日 19:41:41
色々な本の紹介ありがとうございます。

長田さんの詩を数編 検索して読みました。
心が洗われる思いがします。
【6928】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者ゆるり
投稿日時2018年1月26日 0:17:37

 岩波新書に長田弘さんの「なつかしい時間」というエッセイがあります。
 時間のある方はいかがですか…
【6930】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者ふるさと と
投稿日時2018年1月26日 15:01:09
2005年3月に出版された詩文集の中の一説です。
ページをめくってはじめて場所がわかる。
編集者も見事です。



撮影日: 2018:01:26 14:39:13
Model: F-04J
露光: 41680/1000000 F値: f/2.0 ISO: 100



撮影日: 2018:01:26 14:47:07
Model: F-04J
露光: 16662/1000000 F値: f/2.0 ISO: 40



撮影日: 2018:01:26 14:45:12
Model: F-04J
露光: 25001/1000000 F値: f/2.0 ISO: 40
【6945】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者拾い読み
投稿日時2018年1月29日 10:51:06
 皆さまが、いろいろ紹介して、下さるので
 ついつい、拾い読み、読み返し
 
  「焼酎が好きなのは」 「夏の物語ー野球ー」
  詩ふたつ の「花を持って、会いにゆく」 「人生は森のなかの一日」
  長田弘 詩人一匹と 「パソグラィー」(谷川俊太郎訳)、でプロフィール紹介

 に会わせていただき、新たな心もちになりました。ありがとうございます。
【6956】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者静か
投稿日時2018年1月29日 17:17:25
「詩ふたつ』はクリムトの絵との調和が素敵な一冊ですね。
描かれた自然の美しさと奥深さにも心を奪われました。
日曜美術館でちょうどクリムトを取り上げていました。
  ※2/4(日)午後8:00から、NHKのEテレで再放送があります
【6976】Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:再読
投稿者ぶらり
投稿日時2018年1月30日 14:55:39
「無言の風景」にいって来ました。
静粛、荘厳な、悠々の時の流れ にうたれ‥‥