ハリマオ殿
お孫さん相手の楽しいご苦労。羨ましい限りです。
遠矢君は、西野監督についてはどう云っていましたか?
ベルギーとの一戦で、大迫も、試合後のインタビューで、「2点リード
してからの試合運びに問題があったと」云っていましたね。
その西野監督のコメントが本日の夕刊フジ系のネットの記事で「「3つ目の
試合(ポーランド戦)の戦い方、昨日の試合(ベルギー戦)の戦い方は
後悔している。ベンチワークが足りない部分の大きな1つ。(ベルギー戦は
ポーランド戦の)取り返しというか。そういう気持ちもあったので3点目を
取りに(いった)。守るシフトにする必要もないし、実際に3点目を取る
チャンスもあった」と述べていますね。
あの3戦目の1点差負けを目指した他力本願の戦い方に対する多くの
批判、そして監督自身の後悔が2点差を守り切る戦い方を取ることを
妨げたようです。
FIFAの選手の行動規範の第1に、「Play to Win」とあって、選手は、
最後のホイッスルが鳴るまで、(試合を)勝つためにプレーしなければ
ならない」という趣旨のことが明記されいます。これも影響したのかも知れ
ません。
しかし、ワールドカップには、決勝リーグに進出するチームを決める
ためにグループリーグが、設けられているので、各チームは、グループ
リーグでは、決勝リーグに進む資格を得ることを目的として各試合を戦う
(プレーする)ことになる。
つまり、グループリーグでの各試合の戦い(プレー)の目的は、この
決勝リーグに進む資格を得ることとなるはずです。
とすれば、現在戦っている試合とそれを取り巻く諸状況から判断して、
1点差で負けている状態を維持することが、最もその目的を達する確率が
高いと判断された場合、その戦い方を選択することは、ワールドカップ
全体の試合の1つとして位置づけられるグループリーグの試合の、
選手による戦い方(プレーの仕方)としては、間違っていないと、私は、
思う。
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