上村君代さん(310R、バンクーバー在)は通訳・翻訳・映画字幕作成  また、ボランティアー活動を通じて、地元住民・社会に貢献してます。   30数年ぶりに連絡が取れ、彼女からのメールと写真を紹介します




自宅近くの公園、Douglas Park 
2週間前の写真です。(2006.12)

家はちょうど百年前に建てられた古い家。小さいから日本人の私にはぴったり。 昨年の6月にペンキを塗り替えた直後の写真なの。 次女が家のペンキ塗りのアルバイトを一夏していて、その彼女のチーム(大学生3人)が塗ってくれたもの。 もちろん、金は正規で払ったよ。 映画の字幕のことまででているんだ!この頃検索してないからそこまででてるとは知らなかった。この手の記録映画はだれも商業的にはやろうとしないから、ボランティアで付けたものです。3作目を捜しているところ。大手のものは名も知れないわたしなんかにはやらしてくれないけど、ぼちぼち、ね。
おはよう。 近況と言われてもねぇ。(私はおどけているけど)やっと見つけた写真を添付しました。  昨年のバンクーバー国際映画祭でのもの。室井滋さんはわかると思うけど、もう一人は水島かおりさん、この時の映画祭に招かれた「闇打つ心臓」(2作) という長崎俊一監督の映画にふたりとも出ていて、かおりさんは長崎さんの奥さんでもある。 映写会のあとでご飯を一緒に食べる前の写真。ふだんはこんなことはしないん だけど(もう、映画祭のボランティアも16年のベテランだからね)ちょう ど、室井さんがTVの「菊次郎とさき」に出ていたばかりで、母が毎回観て知っ ていたから撮ってもらって送ったのでした。 二人ともものすごく気さくな人で、いろいろ他の(大)女優の裏話を話してくれたよ。 バンクーバーの国際映画祭はアジアの映画を世界で一番多くみせてくれる映画祭ではないかしら。トロントはカンヌみたいに派手になってしまったけど、こ こは映画作者と作品を大事にしている映画祭です。時々有名人も来るけれど (北野武、是枝祐和の二人は自分の通訳を連れてくるけど、三池崇や鈴木清順 や、催洋一なんかの通訳をした)若手の映画作者が多く招かれるから、毎年お もしろいよ。今年は記録映画が良くて、「横浜メリー」とNYベースの日本人が 制作をした「三力谷の猫」。両方とも日本で一般公開するはずだからチャンス があったらお勧めです。特に「猫」は映画祭での人気投票第二位だった。 字幕のほうは(映画祭の)アジアの映画プログラマーに頼まれて、数年前に三 池さんのTV映画、「桃源郷の人々」に字幕をつけたのがきっかけで、(前から やりたいと思っていた)字幕付けを始めたのです。日本語のほうが何倍も難し いけど、検索データに出ている映画など日本でぜひ観て欲しいと思う映画は、 制作者に直接交渉して字幕を「つけさせて」もらったり、知人に頼まれて NHKのプロジェクトXに付けたこともあるよ。映画大好きだから、これからもも っとやりたい。 もともと、精神保健や心理の方面に興味があって、通訳の仕事も精神保健関係 の仕事が多くていつの間にか専門分野になってしまった。頚損関係の仕事はもう、十年来のクライエント(日本で“頚損の母”と言われている方)がいて、このふたつの分野(とあと福祉かな)は日本からメールや電話で問い合わせが来るのです。でも、頼まれれば何でもするけど(コンピュータ関係もね)、政治経済はなる べく断る。もともと理系だからそっちの仕事の方が合っているのは確かね
続報 「めぐみ・・」や、映画について 

「めぐみ、、、」はギャガコミュニケーションが配給してるのね。ここの映画 祭にもきたけど、観る暇がなかった。このところドキュメンタリーの配給が増 えているよね。ハリウッドのばかばかしい映画以外の選択肢が増えてきたのは 良いことです。 カナダの名前は表にでてこないことが多いけど、良いドキュメンタリーが多いよ。アップリンク社が配給した「コーポレーション」は観た?ここ(YVR)の人たちが作ったものです。最近の「マーダーボール」まだ、観てなかったらお勧めです。カナダ(VYRのリハセンター)で発祥したスポーツよ。添付はそこ の玄関で撮った写真。この人たちも日本から直接の紹介での仕事。 

じゃ、またね


キム(上村君代 310R)  
“People Say I'm Crazy”と私

どうやってカナダに行ったの?  家族&私生活