古里リンク

「こっぺ」とは一体語源は何ぞや?
誰か知っている人、教えてください。    ヒゲ


新題−1の 「ちんがらっ」 ですが、下記のサイトの説明が今のところ一番筋が通って
いるようです。
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ふつう「こっぱみじん」「めちゃくちゃに」と訳される。「ちんがらっ ひんまけた」(試合などで
完敗したときなどに使う)。ちんがらっは「がらり」の共通語に強意の接頭語「ちん」がついた
ものである。接頭語の「ちん」も「がらり」も擬声語という説がある。
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 「いっぺこっぺ」は、語源的には、「いっぱいこっぱい」で、「一杯骨灰」である
という持論に変更はありませんが、「いっぺこっぺ」の意味として、現在、大別して
二人通り挙げられているようです。

 その1は、 あっちこっち という意味。
 
 (用例)いっぺこっぺさるもしてしったいだれもした
 これは、鹿児島はんや節の4番の歌詞中にもあるようです。
 [「鹿児島言葉で かなじょか茶じょか いっぺこっぺ さるもして サアーマ しったい だれもした」

 その2は、精一杯、目一杯、という意味。
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すんくじら (意味) すみっこ
(方言の使い方と由来)
漢字を当ててかくと「住抉」。すみ(隅、住み)+抉る(くじる)。
抉るは「穴にものをさしこんで、中の物をえぐりとる『日本語大辞典』とある。
長崎方言では「スミクラ」、大阪では「スマクダといい語源も諸説ある。
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この説明は、くじら が、抉る(くじる)と対応してるようだと示唆しているのみで、
我々が使用している語義との関連を十分説明しているとは言いがたい。
十分に説明されていないから、別解釈のように見えるだけではないだろうか。
抉る(くじる)の名詞形とおぼしき「くじら」が、結局、小さくなった角を意味する
ととれば、やはり、目くじらのくじらと、すんくじらのくじらは、同じくじらで、
隅の角、すみっこ、ということになるのではないか。

ググって見たら、次のような記事があった、
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では「くじら」は一体何か・・これは、なんと室町時代の言葉でした。
「周辺より引っ込んでいて物陰になっているところ」を表すそうです。
そう言えば、刃物など先のとがったものを差し込んで回すように穴をあけたり、
えぐったりすることを「くじる」と言いますよね。
これも「くじら」の動詞化のようです。「鯨」じゃなかったんですね。
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”すんくじら”で検索したら野間池が出てきました
https://youtu.be/1spEukrfT8s?si=JVAzJf6Qj_suHEmP

南さつま市
https://kanko-minamisatsuma.jp/