紅葉は南国より、やはり北国が一段と素晴らしい。
高山、里山、古都により、気候、植生も異り、
様々な錦繡の世界をかなり違って描いてくれる。
寒暖差の激しい地形、水辺、風のやすらぐ所
には素晴らしい黃紅葉の世界が広がっている。
北国のナナカマドの赤、ダケカンバ、ミズナラ
の黃、ミネカエデ、いろはもみじの橙黃、草もみじ、
順逆光に映える、落ち葉の絨毯に若い時は出会えた。
今は桜、柿葉、櫨、蔦、オオカメノキ、ドウダン、
枯尾花などの身近な秋を人混みに揉まれず楽しみたい。

たしか還暦登山の前日、池めぐりの道を歩きました。
足慣らしにと全員参加でした。
白鳥山北展望所からの眺め覚えています。
翌日の高千穂の峰縦走はそれはそれは大変でした。
懐かしいな!　達成感!!!　足の痛さも!!
今は身も心も足腰も、あの頃の元気は遠い昔のこと。
絣さんから戴いた思い出のCDを久しぶり取り出して見ます。　

15年前、時雨の中、お鉢、馬の背、高千穂の峰、
二子石、霧島東神社へと還暦登山を敢行しました。
大変かなと思いながら無理をさせてしまい、すみません。
高千穂牧場からの秋桜ある高千穂の峰々です。

高千穂の峰の頂上ではなく
下山した霧島東神社で撮っ
た記念写真、全員がはじけ
た満面の笑顔を想い出します

人混みはイヤ、車の運転は不安、脚には自信がない
東北、信濃路をローカル、トロッコ列車、ロープウェイ
スキーリフトを活用し、湯けむりの郷でものんびりと〜

京都の紅葉狩り情報が放送されていた。
半世紀以前の若い時の古都を想い出す。
アンアン、ノンノン族が押しかける前で、
素素とした嵯峨野、高雄、栂尾、大原、東山があった。
あれから50年以上も経つ。樹々の背たけが伸び、
観光用に装われ、拝観料が高くなり、人力車、
人混みが商売になっている。お金がかかることだ。
昔は大和路、飛鳥路、西の京もよく歩いものである。
鎌倉も北鎌倉駅から円覚寺、建長寺そこから浄智寺を
上り、切り通しを下り銭洗弁財天、尾根を歩いて、
鎌倉大仏に、長谷寺、鶴岡八幡宮に返り江ノ電沿いの
極楽寺、龍口寺を経て、江ノ島に立ち寄る。
片瀬江ノ島から小田急線で下宿に帰ったものである。

　紅葉前線が、ようやく里に降りて来ました。

　元気に、ゆっくりと、

5月から今月まで、元気に咲いている紅、黃、白、
凄い生命力だ、様々な天候に対応する「ランタナ」