上村君代さんの、後編 

娘たちの写真だよ。今日連れ立ってやってきて、一緒にプレゼントを開けました。 右が長女、26歳。左が次女、24歳。大学に入ったあたりからお姉ちゃんのほうが年下に見える。 長女はお父さんの血が濃いね。性格は私のほうに(1日違いで同じ5月生まれだし)似ている、。次女は体型とかは私に似ているけど、性格はどっちかというと父さん(こっちも1日違いの誕生日、計画したわけじゃないのに)に似ているかも。長女は晃美(てるみーテリ)、次女は珠英(たまえータミ)と名付けました。名字は父さんと同じ、Squibbといいます。
祖先はアイルランドからアメリカへ移民してきた兄弟。もともとスペイン人の血が流れている(世界史の時間!)ので、赤毛のアイルランド人とは違って、髪の毛は黒に近いしきれいに日に焼ける人(長女もそう)。一人は東部に残り、そのうちに製薬会社を作った。もう一人は西部へ向かってカンザス/ミズーリ州あたりに落ち着いたらしい。前夫はウィチタ生まれです。
七面鳥はちょうど良い焼き具合でした。芽キャベツと人参、こっちのかぼちゃ、そしてマッシュポテト。でも一番の楽しみは詰め物!おいしいので、お腹いっぱいといいながらいつまででも手が出てしまうのです。
4時ころから手伝いに来てくれた友人(彼女も通訳)の悦子さんと、私の孫みたいな星来ちゃんを囲んだ東(あずま)竜/征子夫婦です。東さん夫婦は征子さんと私が先に知り合い(頸椎損傷の仕事)で、ここで出会って結婚した夫婦。征子ちゃんはホルモン剤を飲まないと何が来ないような人で、子供はまずできないでしょうといわれていた。本人がいちばんびっくりした妊娠で産まれた子は星来(セイラ)となずけられました。良い名前でしょう?
 
悦子さんとは長い付き合いなんだんけど、特に彼女が別居/離婚を果たしたここ4年間で特に密な付き合いをしている松山出身の人。娘たちはご飯には来れなかったけど、楽しかった。
(2006年12月)

ウチの猫と隣の仲良しの犬(イチゴとポピー)の写真、添付しました。キュート!でしょ?
ポピーちゃんはWelsh テリアです。私の好みの犬じゃないけどね。ウチの猫は犬を全然怖がらないから、大きな犬(友人のラブラドールが来ても)にもすり寄って行くのよ。だから、犬が気だてが良い限り全く問題なし。

そうねぇ、近所付き合いあるよ。ポピーちゃんを預かったり、そこのお宅にはウチの鍵を一個預けてあったり、菜園の苗を交換したり、、、いろいろね。お互い盗難とかの気配りもしたりとかするから安全だしね。特に私の裏庭はまわり4軒の家から見えるから助かるよ、シングルマザーとしてはね。おとなりの家の小さい子のベビーシッターを(娘たちが)したりとかだったから、気心は知れてるしね。かと言って食事によぶとかまではしないで、自分のプライベートな関係はまた別。付かず離れずかな。
(
2007年1月)

 

ウチの梅がやっと咲き始めました。寒さくらもあちこちでほころび始めました。今年は遅いね。ここ二三日はみぞれが降ったりとか、寒くて(北側の)山も麓まで真っ白です
(2007年2月)

 

 

 

先々週の日曜日から犬を飼っています。離婚する人から(友人を通して)問い合わせがあり、母のことがあるのでまだ飼いたくはなかったけど、かわいそうでねぇ。2度ほど会いにいってもらいうける事にしました。
2歳のブラックラブラドール、コリー、シェパードその他の”純粋の雑種”(!)、キキちゃんと言います。「魔女の宅急便」から取った名前かとおもったら関係ないそうな。お隣のポピー(3歳)とすぐ仲良しになって(つながっている)庭を走り回っています。元の家には男の子の兄弟がいて、今度の日曜にキキに会いに来ます。親は離婚、家は売る、犬は手放す、とかわいそうだから、いつでも会いに来て良いと言ってあるのです。こっちは私の留守中に犬猫の世話をしてくれる人に(割安で)部屋を貸すことにしました。家をシェアするような感じで、安心して出かけられる人をみつけなくっちゃ!

(2007年3月)

 

写真は(一週間前の)二重の「リラ」です。この他に一重が2種類あるので良いにおいです。  
(2007年5月)
異国の地で、「どうやって自立できたの?」

イギリスから帰ってきて運輸省の通訳案内業の試験に受かっていたから、別居
して(娘たちは2歳と4歳)すぐにできる仕事は通訳ガイド。ちょうどJTBがバ
ンクーバーに支店を出した年ですぐ採用。5月から10月はガイドと通訳の両
方の仕事がけっこうあって、忙しかった。冬の間は失業保険をもらって母さん
業をしました。前夫とは親権を共有したので、私が忙しい夏はお父さんと主
に、冬は私と主に住むというスケジュールで次女が13歳になるまで続き、そ
の夏から娘たちは私とフルタイムで住む事になって、時々父さんとはキャンプ
にいったり、旅行にいったり、、、。結果的にはたいした問題もなくふたりと
もフランス語の(公立)高校を卒業して、美術系に進んでいった。ここは入試
がないから(大学も!)良いよ〜。
別居を真剣に考え始めた頃は、コーテーズ島の土地で椎茸栽培をして生計をた
てようかと考えていたけれど、前夫が私たちの為に、といって建ててくれたキ
ャビンを手放したくなくなって、、、私としても一番やりやすい仕事は英語を
使う事だと考えて、バンクーバーにいることにしたわけでした。(コーテーズ
の土地は娘たちが毎夏過ごしていたし、私も一昨年から使わしてくれるので、
夏は2、3回遊びに行っています。結局はこれで良かったのだと納得。'82年に
自分で選んで手に入れた一万2千坪(その当時で250万円くらい!)なので
やはり相性がいいのよね。そのうち、夏の2、3ヶ月は住みたいな、とも思
う。ここ十年以上はフリーの通訳。贅沢しなければ時間が自由なのが良いね。
いろいろなことをやりたい私にはぴったりなのです。映画の字幕付けも最近初
めて(博多のインディ作家の新作)お金もらったよ。これからも日本に紹介し
たい映画はボランティアでするつもり。狙っているのがいくつかあるんだ。)

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